ネット集客で成功するためには、何が必要ですか?
「ネット集客で成功するための5つポイント」は以下の通りです。
- 強み・特徴を持っている
- 導線設計
- 信頼関係の構築、教育
- 継続力、忍耐力
- 仕組み化
今回は「2.導線設計」を解説していきます。
あなたのWebサイトは「太平洋の真ん中の無名な小さな島」
「ネット集客で成功するための5つポイント」のうち、この「導線設計」が最も大切です。
あなたは、ホームページやランディングページを作っただけで、集客できると思っていませんか?
2022年現在、世界中には約19億のホームページ、ランディングページ(LP)などのWebサイトが存在していると言われています。
あなたのWebサイトはその中の一つなのです。つまり1/19億の存在なのです。
あなたのWebサイトは、いわば「太平洋の真ん中にポツンと存在する名前も知られていない小さな島」です。
あなたはこの小さな島で商売をしているのです。
何もしなければ、誰にも知られず、誰も訪問してくれません。
もちろん商品・サービスを購入してくれません。
まずはこの島とあなたのお店を知ってもらい、お客さんに来てもらう必要があります。
知ってもらい、訪問してもらう方法として代表的なものは、Googleなど検索サイトの上位表示、Facebook広告の利用などがあります。
本来の目的は商品・サービスを購入してもらうこと
島を訪問してもらえれば、それで十分ですか?
あなた目的は何ですか?
あなたのWebサイトへの訪問者(アクセス)を増やすことですか?
本来の目的は商品・サービスを購入してもらうことのはずです。
Web集客で集まってくるお客さんのほとんどは、あなたのことを知らない「赤の他人」です。
その「赤の他人」が、簡単にあなたの商品・サービスを購入してくれますか?それは難しいですよね?
あなた自身、またはあなたの商品・サービスが広く認知されていれば、一見の「赤の他人」でも購入してくれるかもしれませんが、そのようなケースは少ないと思います。
商品・サービスを購入してもらうためには、あなたとお客さんの間に信頼関係が構築されている必要があるのです。
この信頼関係の構築方法の例としては、ブログ、メルマガ、ステップメール、SNS、YouTube、個別無料相談、モニター(お試し)など様々な方法があります。
お客さんとの信頼関係が構築され、タイミングが合って、初めてお客さんは商品・サービスを購入してくれるのです。
一度、商品・サービスを購入してもらったら、それで終わりでいいですか?
もちろん継続して、商品・サービスを購入してもらいたいですよね?
「1:5の法則」というものがあり、「新規顧客を獲得し販売するコストは、既存顧客に販売するコストの5倍かかる」と言われています。
せっかく獲得したお客さんです。信頼関係を維持・強化し、次の購入に繋げていきましょう。
この関係の維持・強化に有効は方法の例としては、ブログ、メルマガ、SNS、YouTube、オンラインサロン(勉強会)などがあります。
つまり、ホームページやランディングページを作っただけでは集客はできません。ましてや、あなたの商品・サービスは売れません。
Web集客で最初にやるべきことは「導線設計」
まず最初に考えるべきことは
- どうやって見込み顧客を集めるのか?
- どうやって集めた見込み顧客を教育し、信頼関係を構築するのか?
- どうやって見込み顧客に商品・サービスを購入したいと思わせるのか?
- どうやって顧客に繰り返し商品・サービスを購入したいと思わせるのか?
といったことなのです。
そして、これらを実現するための方法(ツール)を決め、全体の流れを設計することです。
これが「導線設計」なのです。
よくネット広告で「集客はランディングページだけでできる」「Facebook広告だけで月に〇人集客できまます」「LINE簡単集客法」といった内容のものを見かけますが、そんなに簡単ではありません。
たとえ見込み顧客だけを集めることができたとしても、商品・サービスが売れなかったら意味がありません。
まず最初に「導線設計」を行い、Web集客の設計図を作成し、それに沿って各要素を実行していくことが成功の王道なのです。
ホームページ、ランディングページ、Facebook広告、LINEなどの1種類のツールやサービスありきでは失敗する可能性は高いです。
ひとりひとり得意、不得意があります。Web集客に割ける時間も異なります。かけられる費用も異なります。
文章を書くのが得意で、時間も確保できる人はブログやメルマガがいいでしょう。
文章を書くのが苦手ならSNSや動画(YouTube)がいいでしょう。
お金に余裕があれば有料のFacebook広告がいいでしょう。
もちろんターゲット顧客が良く使っているツール・サービスであることも重要です。
このように、個々の事情に合わせてツール・サービスを選定し、それを導線で繋げていく「導線設計」こそが、Web集客で最も重要なもので、スタートラインなのです。