外注なしで、つまり自社(自分)でホームページを作ることは可能だと思いますか?
「ホームページは制作会社などに発注するしかない」と思い込んでいませんか?
そこで今回は「外注なしでホームページは作れるか?」について解説していきます。
いきなり結論
ホームページは外注なし、つまり自社(自分)でも作ることは可能です。
もちろん最低限のITスキルは必要です。
でも、私の経験則では、パワーポイント(Microsoft PowerPoint)、キーノート(Apple Keynote)などのプレゼンテーションソフトを使うことができるITスキルがあれば、ホームページの自作は可能だと思っています。
理由はホームページ制作サービス、ツールの進化により、誰でもホームページを作ることができる環境が整ってきたからです。
「ホームページは外注しないと作れない」という固定観念を捨てて、ホームページ制作の内製化を検討してみましょう!
ホームページの内製化のメリット
ホームページの内製化のメリットは以下の通りです。
- コストを大幅に削減することができる。
- 伝言ゲームがなくなり、自分の意図を正確に反映したホームページができる。
- 更新が迅速に行え、コストも抑えられる。
- 更新を頻繁にできることにより、SEO対策に効果がある。
- 業者の言いなりにならない。(業者の言い値で発注しない)
一番のメリットはコストが大幅に削減されることです。
最近個人事業主の方とお話しすることが多いのですが、ホームページの制作にびっくりするほどのコストをかけている方が多いです。
「ホームページの制作に80万円かかった」とか、「諸々込みで数百万をリース形式で契約してしまった」など、正直もったいないなと思うことも耳にします。
そして「もう少し早く渡辺さんに会っていたら、無駄なお金かけなくて済んだのに・・・」と言って頂けたりします。
また、ホームページは一度完成したら終わりというわけではありません。
Web集客に取り組みたいのであれば、定期的にホームページを更新していく必要があります。
情報が更新されないホームページは有用なWebサイトとは判断されず、Googleの検索順位は下がっていきます。
このため、完成後の更新(運用)のコストも考慮しなければなりません。
更新する度に外注先(制作会社など)に費用を支払っていると、そのランニングコストは結構ばかになりません。
内製化すれば運用コストも抑えられますし、更新のスピードも速くなります。
また、デザインばかりを気にしている制作会社に依頼すると、意思疎通がうまくいかず、内容的に自分の意図と乖離した内容のホームページが出来上がってしまうことがよくあります。
「考え」や「思い」がなかなか伝わらずやり取りが増え、結局中途半端な状態で妥協したり、追加費用を請求されたりすることもあります。
制作会社はあなたの会社や事業、業界のことを十分に理解していないことが多いのです。
もちろん時間をかけて、あなたの会社や事業、業界のことを理解し、ホームページを制作してくれる会社もありますが、その分費用は高くなってしまいます。
自分の会社や事業、業界のことは自分が一番分かっているはずです。
内製化することができれば、自分の「考え」や「思い」を確実に反映したホームページを、ストレスなく制作することができるのです。
ホームページの内製化のデメリット
一方でホームページの内製化のデメリットは以下の通りです。
- 最低限の基礎知識、ITスキルが必要となる。
- 制作に時間をとられる。(特にページ数が大きくなると負荷は大きくなります)
- 本業に時間をとられ、ホームページの制作が進まなくなる。
- 分からないことが発生した時に、誰かに聞くことができない。
- 内容が独りよがりなものになってしまう可能性がある。
- 技術的に高度なこと、凝ったデザインのサイトを作ることが難しい。
最大の懸念点は、「自社(自分)でホームページを作ることができるITスキルがあるのか?」という点かと思います。
繰り返しになりますが、私は「パワーポイント、キーノートなどのプレゼンテーションソフトを使うことができるITスキルがあれば、ホームページの自作は可能」だと思っています。
最低限のITスキルは必要ですが、先生役、サポート役がいれば十分にホームページの内製化は可能だと確信しています。
だだ、内製化するということはそれなりに時間がかかる作業です。
基礎知識を理解する必要がありますし、記載する内容も考えるたり、掲載する写真を選んだり、実際にツールを使って制作するなど時間をとられる作業が多くあります。
ですので、内製化に割く時間が捻出できない、本業に集中したいのであれば外注化をお勧めします。
ある程度の時間が割ける、コストを抑えたいという方に内製化をお勧めしています。
ただ、外注化をする場合でも、ホームページ制作の基礎が分かっていて外注化する場合と、何も分かっていないで外注化する場合では、大きな違いがあります。
ホームページ制作の基礎が分かっていれば、どのような作業が必要になるか見当がつくため、制作会社に法外な費用を支払う、つまり「ぼられる」ことはなくなります。
自社で出来ること、外注化した方がいいこと、自社でやった方が効率的なこと、外注に任せた方が効率的なことの判断がつくので、お金と時間を有効に活用することがきるのです。
ホームページ制作の基礎知識だけは身に付けておくことをお勧めします。
その他のデメリットについては、最初に基礎的なことをきちんと教えてもらい、慣れるまでは質問できる環境を用意しておくことで解決できるはずです。
最初はきちんと教えてもらった方がいい
インターネット上には多くのホームページ制作に関する情報が蓄積されており、これらを見て独学で内製化を進めることも可能です。
ただ、インターネット上の情報量は莫大で、しかも玉石混淆、特に初心者は何を信じていいのか分からないものです。
ですので、内製化するのであれば最初は信頼できる先生に教えてもらい、サポートしてもらうことが成功への近道だと思います。
「教えてもらうとなると結局コスト(費用)がかかるよね」って思いませんでしたか?
その通りコストがかかります。
でも、外注化するよりもコストは抑えられるはずです。
運用のコストまで含めて考えると、大幅にコストを抑えることができるはずです。
ただ、内製化の方法やノウハウを教えてくれる会社はそれほど多くないかもしれません。
ホームページの制作会社はたくさんありますが、内製化の方法を教えてしまったら自分たちの仕事が減ってしまうため、運用も含め内製化をさせない方向で提案してくるのが一般的です。
弊社ではホームページの内製化をはじめ、Web集客全般を自社で行う方法、ノウハウをお教えするサービスを提供しています。
現在は個別コンサルでのサービス提供のみですが、2022年11月を目途にスモールビジネス(個人事業主・小規模法人)向けにオンライン(Web)での講義形式のサービスを開始する予定ですので、改めて告知させて頂きます。
一部だけ外注化するという方法もある
全てを内製化する必要はありません。
時間的な制約、スキル的な制約などがあり、費用的な余裕があれば、外注を使うことは有効です。
具体的にはデザイン作業などの高い専門性が求められたり、キャッチコピーの考案などのセンスと経験が求められる部分です。
また、ブログ記事の作成などの日々時間をとられる作業も外注化が有効です。
その際に重要になるのは「あなたが主導権を握っている」ことです。
外注をコントロールし、外注の言いなりにならないということが重要になります。
こうすることで適正な価格での発注が可能となります。
このためにもホームページ制作の基礎知識だけは習得しておくことをお勧めします。
最後に
ここまで読んできて、ホームページの内製化に興味を持ったあなた。
「それじゃあ、ホームページを内製化はどうやったらいいの?」
って思っていますよね。
ホームページの内製化の実現方法についてはこちら↓の記事をご参照ください。
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