見込み客を意識した表現を使う!

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「Web集客」と「ネット集客」の違い?

突然ですが「ネット集客」と「Web集客」の違いって分かりますか?

Googleで「ネット集客とは」と検索すると「インターネットを使った集客・販促活動のこと」「インターネットを利用して行う集客全般のこと」などの結果が表示されます。

一方「Web集客とは」と検索すると「インターネットを利用してオンライン上の様々なサービスからユーザーを呼びこむ集客法のこと」「インターネットで行われる集客のこと」などの結果が表示されます。

結局、現在は「ネット集客」と「Web集客」は同じ意味で使われているのが実態です。

ただ、個人的には本来の意味は「ネット集客」の方が「Web集客」よりも広い範囲をカバーする概念だと思っています。
「Web集客」の「Web」とは「インターネット上で標準的に用いられている文書の公開・閲覧システム」のことで、まさに今このブログを見ているブラウザなどを使って参照できる様々な情報を公開・閲覧することができる仕組みのことです。
このWebを使って集客するのが「Web集客」の本来の意味だと思っています。

厳密な意味で言えば「eメール」や「SNS」は「Web」には含まれないはずなので、「Web集客」と言った場合に「eメール」や「SNS」を使うのは反則技のように私は感じてしまうのです。
「ネット集客」と言った場合、「eメール」や「SNS」は当然インターネットを使ったサービスですので、反則にはなりません。
このような認識をもっていたため、これまでは私は一貫して「ネット集客」という言葉を使ってきていました。

なぜ現在は「Web集客」を使っているのか?

ところが、現在私は「ネット集客」ではなく「Web集客」という言葉を使っています。
以前からのくせで、無意識のうちに「ネット集客」と言ってしまうこともありますが・・・。

なぜ宗旨替えしたのでしょうか?
それはGoogleの検索結果データを確認したからです。
Google TrendsというGoogleの検索状況を確認することができるサービスがあるのですが、ここで「Web集客」と「ネット集客」の検索回数を比較して表示することができます。
2022年9月7日現在の検索回数の比較結果は以下の通りです。

https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP

青い線が「Web集客」、赤い線が「ネット集客」の過去1年間の検索結果です。
一部例外はありますが、ほとんどの期間で「Web集客」の方が多く検索されているのです。
つまり「Web集客」と記載しておいた方が、検索に引っかかる確率が高くなるのです。

Webサイトは他人に見てもらってなんぼです。
自己満足な表現を使っていても、見込み顧客は訪問してくれないのです。
そのことに気がついた時から「Web集客」という表現を使っています。

よく「人材」を「人財」と表記する方がいます。
恐らく人は会社にとって大切な財産だ、財=宝という熱い想いが込められているのだと思います。
ただ、Webサイトに「人財」と表記した場合、検索されにくくなってしまうのです。
多くの見込み顧客は「人材」で検索してくるからです。

見込み客の意識した表現を使いましょう!


Web集客ではGoogleなどの検索サイトからの流入は大切な導線です。
このためにもWebサイトでは「検索ボリュームが多い言葉」、「見込み客を意識した表現」を使うことを心掛けましょう。
小さなことですが、これが積み重なっていくことで、検索サイトからの流入が増加する可能性が高くなっていくのです。

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