Web集客で成功するためには、何が必要ですか?
そう質問されたら、私は「成功するためのポイントは以下の5つです」と回答しています。
- 強み・特徴を持っている
- 導線設計
- 信頼関係の構築、教育
- 継続力、忍耐力
- 仕組み化
これらの5つのポイントを個別に解説していきます。
「強み・特徴」とは選ばれる理由
まず第一に「あなたの商品やサービスに強みや特徴を持っている」ことが大切です。
Web集客で集まってくる方のほとんどは、あなたのことやあなたの商品・サービスを知らない、「赤の他人」です。
そんな「赤の他人」に、ネット上にあふれている同様の商品・サービスの中から、あなたの商品・サービスを選んでもらう必要があるのです。
そのためには、選ばれる理由が必要で、それが「強み・特徴」です。
スモールビジネスにおける「強み・特徴」
もちろん世界で唯一の商品・サービスである必要はありません。
世界で唯一の商品・サービスを持っている個人や法人はほんの一握りですし、そもそもその商品のニーズに疑問が残ります。
(ニーズが高いものには必ず模倣が発生します)
他者の商品・サービスと、ある程度差別化するための「強み・特徴」があればいいのです。
税理士業務で考えてみましょう。
3つの独占業務(税務代理、税務書類の作成、税務相談)や記帳代行、給与計算を、一般的な価格で提供しているだけでは差別化にはなりません。
「親切、丁寧」といった曖昧な評価基準も差別化には繋がりにくいです。
差別化のポイントとなる具体例としては以下のようなものがあります。
- 業種、業界に特化
- 地域に特化
- 個人、法人規模の特化
- 創業融資実行の実績
- 銀行対策(融資サポート)
- 経営者保証解除
- 資本性劣後ローン
- 社労士業務などとの組み合わせ
- 価格(圧倒的低価格)
「こんな差別化ポイントはありふれてるよ!」って思いませんでしたか?
正直私もそう思います。
でもこのポイントを2つ掛け合わせてみるだけで、差別化の強度はぐっと上がります。
例えば以下のような組み合わせが考えられます。
- 横浜市都筑区 × 不動産業
- 横浜市都筑区 × 経営者保証解除
- 不動産業 × 銀行対策
- 千代田区 × 低価格
3つを掛け合わせるともっと差別化の強度はあがりますが、マーケットの規模が限定される可能性があるため注意が必要です。
強み・特徴を洗い出すためには「SWOT分析」がおすすめ
この「強み、特徴」を洗いを洗い出すためにおすすめの手法として「SWOT分析」があります。
経営分析の手法としては一般的なもので、詳しく解説した記事がネット上に沢山ありますので、Googleなどで検索してみてください。
初心者の方には以下のWebサイトが分かりやすいかと思います。
マンガでわかる「SWOT分析」(経済産業省・中小企業庁)
そして自分の「強み・特徴」が明確になったら、次はそれをどのように見込み顧客に見せ、アピールするかが重要となります。
いくら「強み・特徴」を持った素晴らしい商品・サービスを持っていても、見せ方が悪ければ集客には繋がりません。
具体的にはホームページ、ランディングページ、ネット広告、メルマガなどの構成要素、キャッチコピー、文章などが大切になってきます。
この見せ方については長くなりますので、別の投稿で解説します。